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今回のテーマは「セクハラのない安心安全な職場づくり」です!
最近、問題になっているセクハラについて取り上げてみました。
あなたの職場では、セクハラが起こっていませんか?
または、見逃していませんか?
スタッフにとって、安心して働ける職場は、長く勤めるための大事な要件になります。
また、お客さんにとっても馴染みのあるスタッフがいることは、安心して過ごすことができる場所でもあります。
そのことが「また行きたい」と足を運んでくれる常連のお客様へとつながっていくことでしょう。
そこで、今回は、セクハラについて確認し、セクハラがお店で起こらないための工夫について書いてみました。
是非、ご覧いただき、キャバクラで安心安全な職場づくりをするために取り組んでみてください。
職場が働きやすくて楽しい・・・
居心地がいいからまた来たくなる・・・
とみんなに喜んでもらえる職場にするためには、どんなことに取り組んだらよいでしょう。
まずはセクハラについて考えてみましょう。
セクハラとはどんなこと?
〇セクハラとは
セクハラ(セクシュアル・ハラスメント)とは、職場や教育機関などの環境において、性的な言動や行為によって他者に不快感や不利益を与えることを指します。
セクハラは性別に関係なく発生し、被害者や加害者も男性・女性を問わず存在します。
以下にセクハラの具体的な例と、それが職場にどのような影響を与えるかを説明します。
〇セクハラの具体例
1.言葉によるセクハラ
- 性的な冗談やコメント・・・ 性的な内容の冗談やコメントを繰り返し言うこと。
- 外見に関する評価やコメント・・・ 他人の身体的な特徴や服装についての不適切なコメントを言うこと。
- 性的な質問や話題・・・性的な経験やプライベートな情報について質問すること。
2.行動によるセクハラ
- 不必要な身体的接触・・・肩を触る、腰に手を回すなどの身体的な接触。
- 性的なジェスチャーや視線・・・ 性的なジェスチャーや視線を送ること。
- 性的な画像やビデオの共有・・・不適切な画像やビデオを見せる、送る。
3.パワーハラスメントを伴うセクハラ
- 業務上の優位を利用・・・上司が業務上の立場を利用して、性的な関係を求める。
- 不利益を伴う脅迫・・・ 拒否すると昇進や評価に不利益が生じると脅す。
セクハラは、受けた相手が嫌だと感じることに対して生じる行為です。
上司・スタッフ、お客様・スタッフ、など立場に関係なく起こります。
いつも相手の立場を尊重し、行動できるように心がけることが大切ですね。
セクハラによる影響
1.被害者への影響
- 精神的ストレス・・・不快感や恐怖感、ストレスによるメンタルヘルスの悪化。
- 職場のパフォーマンス低下・・・セクハラの被害を受けることで、集中力や業務遂行能力が低下する。
- 離職率の増加:・・・セクハラを理由に職場を離れるケースが増える。
2.職場への影響
- モラルの低下・・・職場全体の士気が低下し、チームの結束力が弱まる。
- 法的リスクの増加:・・・セクハラの訴訟が発生する可能性が高まり、お店の信用が損なわれる。
- 生産性の低下・・・職場の雰囲気が悪化し、生産性が低下する。
など、お店にとってもスタッフにとっても悪い影響を与えることがわかります。セクハラを起こさない工夫が大切です。
では、どうしたらセクハラを防ぐことができるでしょう。
セクハラ防止のために
〇セクハラを許さないという明確なポリシーを持ち、 全従業員に対して、ポリシーや行動指針を周知徹底する。
〇全従業員を対象に、定期的にセクハラ防止の研修を実施し、 管理職に対しては、セクハラ対応のトレーニングを行う。
〇セクハラ被害者が安心して相談できる窓口を設置する。 相談があった場合、迅速かつ適切に対応する体制を整える。
〇意見や問題を自由に言える職場環境を作り、 互いを尊重し合う風土を醸成する。
では、具体的な方法についてご紹介しましょう。
セクハラ防止のための具体的な方法
1.研修プログラムの実施
入店時や定期的に、セクハラやパワハラの防止に関する研修プログラムを実施しましょう。
従業員が適切な対応方法や相談先を理解し、安心して働ける環境を作ることができます。
2.スタッフ間のコミュニケーション促進
スタッフ同士がコミュニケーションを取りやすい環境を整えましょう。
チームビルディングのためのイベントや、コミュニケーションを促進する施策を導入することで、スタッフ同士の信頼関係を築くことができます。
〇チームビルディングを促進するための方法
- 定期的な朝礼や週次ミーティングを行い、全員が現状や目標を共有することで、チームの一体感を高めることができます。
- バーベキューやスポーツ大会、ハイキングなどの社外活動を通じて、リラックスした環境で絆を深めることができます。きずなが深まると相談しやすい関係が生まれてきます。
お茶を飲みながらなどのカジュアルなミーティングを取り入れ、仕事の話題から離れて交流を深めることもスタッフ同士のきずなを深めることができます。
上司や経営陣がいつでも相談に乗れるオープンドアポリシーを実践し、信頼関係を築くとことが大切です。
日常的にお互いを称賛し、感謝の気持ちを表すことも大切です。
3.安全対策の徹底
職場内の安全対策を徹底しましょう。
防犯カメラの設置や、警備員の配置などのセキュリティ対策を行うことで、スタッフの安全を守ることができます。
4.スタッフの意見を積極的に聞く
従業員の意見や要望を積極的に聞き入れましょう。
スタッフが安心して働ける環境を作るためには、彼らの声を尊重し、改善に取り組むことが重要です。
5.労働環境の改善働環境の改善
スタッフが快適に働ける環境を整えましょう。
快適な休憩スペースの提供や、労働時間の配慮、ストレス軽減のための施策などを導入することで、従業員の満足度を向上させることができます。
6.従業員へのサポート体制の構築
従業員が安心して働けるよう、相談窓口やカウンセリングサービスの提供など、サポート体制を整えましょう。
スタッフがストレスや悩みを抱えた際に、適切な支援を受けられる環境を作ることが重要です。
これらの工夫を実施することで、キャバクラで安心安全な職場環境を実現することができます。
スタッフが安心して働ける環境を整えることで、業績向上や顧客満足度の向上にもつながります。
まとめ
セクハラは、職場環境や個人の健康に重大な影響を与える問題です。
職場では、セクハラ防止のための明確なポリシーを策定し、従業員教育や適切な対応体制を整えることが重要です。
これにより、安全で尊重される職場環境が実現され、スタッフやお客様の満足度が向上します。