予防・備え・対応で安心経営!キャバクラ店を火災から守る実践マニュアル

キャバクラ、ニュークラブ、クラブ、ラウンジ、ガールズバー、スナック、ホストクラブ、コンカフェ、パブ等のナイトレジャーに関係する情報を発信しています!

今回のテーマは「火災対策」です!

どんなことに気を付けたらいいの?・・・
どうしたらいいの?・・・

キャバクラの火災対策について調べてみました。

スタッフ教育や緊急時マニュアルとしてすぐに活用できるように火災対策マニュアルも作ってみました。

参考にしてください。

目次

予防(火災を起こさないために)

電気系統チェック・・・照明や音響、延長コードの使い過ぎを防ぎましょう。専門業者による点検を定期的に実施            しましょう。

火気使用の制限・・・ろうそくはNGです。雰囲気演出はLEDキャンドルや間接照明で代用しましょう。

タバコ対策・・・完全禁煙または分煙にしましょう。灰皿は耐火性のものを使い、吸い殻をため込まないようにしま    しょう。

内装の工夫・・・カーテンや装飾は防炎素材を選び、段ボールなど可燃物は店内に置かないようにしましょう。

備え(火災に強い仕組みを整える)

消火器

消火器設置と習熟・・・各フロア・バーカウンター付近に設置しましょう。スタッフ全員が使えるように訓練しておきましょう。

火災報知器・スプリンクラー・・・法令準拠で設置し、定期点検を怠らないようにしましょう。

避難経路確保・・・非常口をふさがず、誘導灯を点灯するようにしましょう。通路には物を置かないようにしましょう。

防火管理者の配置・・・防火マニュアルを整備し、責任者を明確にしておきましょう。

対応(火災が起きたとき)

初期消火・・・火が小さいうちに近くの消火器で対応しましょう。

迅速な避難誘導・・・キャストは笑顔で落ち着いた声掛けを意識し、パニックを防ぎましょう。

通報・・・すぐ119番に通報しましょう。その時、店の住所・状況・人数を的確に伝えるよう心がけましょう。

避難訓練・・・年1回以上実施しましょう。新人研修にも組み込み、役割分担を明確にしておきましょう。実地訓練をしておくと実際に火事が起こったときに、慌てず落ち着いて行動することができるようになります。

消防車

キャバクラ火災対策マニュアル

1. 予防(火災を起こさない)

電気設備・配線は月1回点検。延長コードは重ねて使わない。
店内で火気厳禁(キャンドルは禁止、喫煙は指定場所のみ)。
灰皿は耐火性のものを使用し、吸い殻はこまめに処理する。
カーテンや内装は防炎素材を使用。可燃物は通路やバックヤードに放置しない。

2. 備え(万一に備える)

消火器の位置を全スタッフが把握。新人研修時に必ず使用練習を行う。
火災報知器・スプリンクラーは年1回点検。
非常口は絶対にふさがない。出口サインのライトを常時点灯。
防火管理者を選任し、防火マニュアルを定期的に見直す。
月1回「避難経路チェック」、年1回「避難訓練」を実施。

3. 対応(火災が発生したとき)

火が小さい → 近くの消火器で初期消火。
火が大きい → 消火は諦め、避難誘導を最優先。

スタッフは役割を分担:

A:119番通報(住所・店舗名・火災状況を伝える)
B:消火器で初期対応
C:お客様を避難誘導(大声で「こちらへ!」と誘導)

最後に店長・責任者が店内確認をして避難。

消火活動

まとめ

予防 → 火を出さない環境づくり
備え → 設備と人の準備
対応 → お客様を守る行動
この3本柱を徹底することが、キャバクラの安全経営につながります。

マニュアルとしてまとめておけば、いつでも見ることができます。

そして、スタッフやキャストが共通して対応することができるので、万が一の場合でも落ち着いて行動することができます。

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