キャバクラ、ニュークラブ、クラブ、ラウンジ、ガールズバー、スナック、ホストクラブ、コンカフェ、パブ等のナイトレジャーに関係する情報を発信しています!
今回のテーマはpart1に続いて「キャバクラ開業!!いくらかかる?」です!
キャバクラを新規開業しようとお考えの皆さん、いくらくらいかかるか気になりますよね。
どんなことをしたらよいのだろう?・・・
どんなことにいくらかかるのだろう?・・・
キャバクラを開業するには、様々な要素に費用がかかります。
具体的な費用は立地や規模、設備の質などによって大きく異なりますが、以下に主な費用項目とその目安を示します。
参考にしてみてください。
キャバクラ初期費用例
1.物件取得費用
〇保証金・敷金: 家賃の6ヶ月~12ヶ月分(例:家賃30万円の場合、180万円~360万円)
〇仲介手数料: 家賃の1ヶ月分(例:30万円)
〇礼金: 家賃の1~2ヶ月分(例:30万円~60万円)
2.内装・設備費用
〇内装工事費: 1000万円~3000万円(店の規模やデザインによる)
〇家具・照明: 100万円~500万円
〇音響設備: 50万円~300万円
〇POSシステム: 50万円~100万円
〇防犯カメラ設置費: 20万円~50万円
3.法的手続き費用
〇会社設立費用: 10万円~30万円
〇風俗営業許可申請費: 20万円~50万円(行政書士に依頼する場合)
4.宣伝・マーケティング費用
〇ウェブサイト制作費: 10万円~50万円
〇広告費: 10万円~100万円
〇オープン記念キャンペーン費用: 10万円~50万円
5.その他の初期費用
〇消耗品購入費: 10万円~30万円(グラス、食器、ナプキン等)
〇保険料: 5万円~20万円(火災保険、賠償責任保険等)
キャバクラ運転資金例
1.家賃
〇月額家賃: 30万円~100万円(立地による)
2.人件費
〇スタッフ給与(月給20万円〜40万円程度)
〇キャスト(1人あたり月30万円~50万円)、
〇バーテンダーやホールスタッフ(1人あたり月20万円~30万円)
3.光熱費
〇電気・ガス・水道代: 月10万円~30万円
4.仕入れ費用
〇飲料仕入れ: 月10万円~50万円(売上規模による)
〇食材仕入れ: 月5万円~20万円
その他のキャバクラ運営費用
〇清掃費:月3万円~10万円
〇雑費:月2万円~5万円
キャバクラ具体例
中規模キャバクラの場合(東京都内、家賃50万円、20席程度)
〇初期費用合計: 約2000万円~5000万円
〇運転資金(月額): 約150万円~300万円
節約するには?
キャバクラ開業するためには、莫大な費用がかかりますね。
何とか節約をして少しでも安く開業できたらと思う方はどんな取り組みができるか、次のところで説明しますので、是非、お読みいただき、参考にしてください。
物件取得費用の節約例
〇立地の見直し: 人気のエリアから少し離れた場所や、賃料が比較的安い地域を選ぶことで、家賃や保証金を抑えることができます。
〇交渉: 賃貸契約の際に、敷金や礼金を交渉して減額してもらう、または家賃の減額交渉を行うことができます。
〇直契約: 仲介手数料を節約するために、オーナーと直接契約を結ぶ方法もあります。
キャバクラ内装・設備費用の節約例
〇既存の内装を活用: 内装が既に整っている物件を選ぶことで、大幅に内装工事費を削減できます。
〇DIYの活用: 内装の一部を自分で行うことで、工事費を削減できます。ペイントや簡単な装飾などはDIYで対応可能です。
〇中古品の活用: 家具や設備を中古で購入することで、新品を買うよりも費用を抑えられます。リースも検討の価値があります。
〇パッケージプランの利用: 内装業者によっては、パッケージプランで割引価格を提供している場合があります。これを利用することでコストを抑えられます。
法的手続き費用の節約例
〇自分で手続き: 行政書士や弁護士に依頼するのではなく、自分で風俗営業許可申請や会社設立手続きを行うことで費用を節約できます。インターネットで手続き方法を調べたり、自治体の相談窓口を利用するとよいでしょう。
〇補助金・助成金の利用: 開業に関する補助金や助成金を調査し、活用することで資金負担を軽減できます。自治体や国の支援策をチェックしましょう。
宣伝・マーケティング費用の節約例
〇SNSの活用: Facebook、Instagram、Twitterなどの無料のSNSを活用して宣伝を行います。フォロワーを増やすためのキャンペーンを実施すると効果的です。
〇口コミの促進: 初期の顧客に対して口コミを促すことで、無料で宣伝効果を得られます。特典を提供するなどの方法があります。
〇無料広告プラットフォームの利用: 地域の掲示板や無料広告サイトを活用して宣伝します。
人件費の節約例
〇シフトの最適化: 混雑する時間帯に多くのスタッフを配置し、閑散時間帯には少人数で対応するなど、シフトを最適化します。
〇研修の内製化: スタッフ研修を自社内で行い、外部講師を招く費用を削減します。
その他の節約方法例
〇電力や水道の節約: 節電・節水意識をスタッフに共有し、不要な電力や水道の使用を減らします。LED照明の導入や節水型設備の使用も効果的です。
〇在庫管理の効率化: 在庫管理を効率化し、無駄な仕入れを防ぐことでコストを削減します。POSシステムを活用して在庫をリアルタイムで把握します。
〇自社ウェブサイトのDIY: ウェブサイトを自分で作成するか、低コストのウェブサイト作成サービスを利用することで費用を抑えます。
まとめ
キャバクラを開業するには、物件取得費用、内装・設備費用、法的手続き費用、宣伝・マーケティング費用、その他の初期費用、運転資金など、多岐にわたる費用がかかります。
具体的な金額は、立地や規模、設備の質によって大きく異なりますが、中規模のキャバクラを東京都内で開業する場合、初期費用は約2000万円から5000万円、月々の運転資金は150万円から300万円程度を見込む必要があります。
事業計画を詳細に立て、必要な資金を準備することが重要です。
開業費用を節約するためには、物件取得費用、内装・設備費用、法的手続き費用、宣伝・マーケティング費用、人件費など、多岐にわたる費用項目で工夫することが重要です。
DIYの活用、中古品の利用、SNSの活用、補助金の活用など、様々な節約方法を組み合わせて、初期投資を抑えながらも効果的な店舗運営を目指しましょう。