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今回のテーマは「閑散期をどうするか?」です!
一年中いつもお客様が来てくれるというわけにはいきません。
今回は、お客様の足が遠のいた時にどうしたら良いかについて一緒に考えてみましょう。
閑散期はいつ?どんなふうになるの?・・・
どんな対策をすればいいの?・・・
キャバクラなどのナイトビジネスにおける閑散期は、一般的に以下のような時期に起こりやすいです。
また、どんな状況にお店が陥るのか?
どんな方法で乗り切ることができるのかを考えてみました。
参考にしてみてください。
閑散期の時期
〇年明け直後(1月中旬から2月末)
年末年始の繁忙期が終わり、消費者が節約モードに入るため来客が減少します。
新年会などのイベントが少ない時期。
〇ゴールデンウィーク後(5月中旬から6月末)
ゴールデンウィークに多くの出費があったため、その後は来客が減少します。
〇夏休みシーズン(7月中旬から8月末)
多くの人が旅行や帰省などで不在になり、来店客が減少します。
〇年末年始(12月下旬から1月初旬)
年末年始の休暇中や家族行事に集中するため、特に大晦日や正月三が日は来客が減少します。
閑散期の店舗状況
〇来客数の減少
通常よりも来店するお客様の数が大幅に減少します。
予約が少なく、飛び込みの客も少ない状況が続きます。
〇売上の低下
来客数の減少に伴い、売上も大幅に低下します。
特にドリンクやフードの注文が減るため、全体の売上が影響を受けます。
〇スタッフのモチベーション低下
来客が少ないとスタッフの業務量が減少し、モチベーションが低下する可能性があります。
特にインセンティブや歩合制で働くスタッフにとっては、収入が減るために士気が下がることがあります。
〇経費の圧迫
売上が減少する一方で、固定費(家賃、光熱費、従業員の給与など)の支払いが続くため、経営が圧迫されます。
〇プロモーションの強化
閑散期を乗り切るために、割引やプロモーションを強化する必要があります。
新規客獲得のためのマーケティング活動が増加します。
客足が遠のくと負の連鎖が起こってしまいますね。それを断ち切るための対策を調べてみました。
対策
〇特別割引やプロモーション・・・割引や特典を提供して来店を促進する。
(要点)
タイムセール: 指定時間帯に特別割引を提供。例:20時までの来店でセット料金が半額。
平日割引: 平日の来店客に対して特別な割引を提供。例:月~木曜日の来店でドリンク一杯無料。
初回限定割引: 初めてのお客様に対して特別割引を提供。例:初回セット料金が半額。
〇イベント開催・・・顧客を引きつける特別なイベントを計画
(要点)
テーマパーティー: 特定のテーマに基づいたパーティーを開催。(例)ハロウィンパーティー、クリスマスパーティー。
キャストバースデーイベント: 人気キャストの誕生日イベントを開催し、特別なプランを提供。
ライブイベント: ミュージシャンやDJを招いてのライブイベント。
〇SNSとデジタルマーケティング・・・ソーシャルメディアを活用して情報を発信し、来店を促す。
(要点)
SNSキャンペーン: インスタグラムやTwitterでフォロー&リツイートキャンペーンを実施し、来店特典を提供。
メルマガ・LINE@: 登録者に対して限定割引やイベント情報を定期的に配信。
クーポン配布: オンラインで利用できるクーポンを配布し、来店を促進。
〇スペシャルメニュー・サービス
(要点)
限定ドリンクメニュー: 期間限定のスペシャルドリンクやカクテルを提供。
お試しセットメニュー: 新しいフードメニューやドリンクメニューを割引価格で提供。
VIPプラン: 通常よりもお得なVIPプランを提供し、特別なサービスを追加。
〇顧客ロイヤルティプログラム
(要点)
ポイントカード: 来店ごとにポイントを付与し、ポイントが貯まると特典を提供。
リピート特典: 一定回数以上の来店で特別割引や無料サービスを提供。
〇顧客の声を活用
(要点)
アンケート実施: 来店客にアンケートを実施し、意見を集めてサービス改善に活かす。
口コミキャンペーン: お客様が口コミを投稿すると特典を提供。
〇提携企業・店舗とのコラボレーション
(要点)
周辺店舗との提携: 周辺の飲食店やカラオケ店と提携し、セット割引を提供。
企業とのタイアップ: 近隣企業とのタイアップで従業員割引を提供。
〇スタッフ教育とサービス向上・・・閑散期でもスタッフのモチベーションを保つためのトレーニングやインセンティブを導入しましょう。そして、モチベーションを維持できるようにすることが大切です。
(要点)
接客スキル向上: スタッフの接客スキルを向上させ、来店客の満足度を高める。
新サービス導入: 新しい接客サービスやエンターテインメントを導入。
〇コミュニティ活動
〇要点
地域イベント参加: 地域のイベントや祭りに参加し、店の知名度を上げる。
チャリティイベント: チャリティイベントを開催し、地域貢献と宣伝を兼ねる。
〇経費削減
閑散期に合わせて経費を見直し、コストを削減する。
閑散期をうまく乗り切るためには、予め計画を立てておき、効果的な対策を実行することが重要です。
まとめ
閑散期にお客さんを呼ぶためには、顧客にとって魅力的な特典やサービスを提供し、来店のきっかけを作ることが重要です。
また、SNSやデジタルマーケティングを活用して効果的に情報を発信し、リピーターを増やす努力を続けることも大切です。
定期的なイベント開催や顧客ロイヤルティプログラムの導入など、多角的なアプローチで集客を図ると良いでしょう。
閑散期に合わせて経費を見直し、日頃の無駄はないか考えることも大切ですね。